キャッシングトラブル、090
「即日融資」や「学生・主婦・自営業歓迎」などといった広告で融資を促している貸金業者があります。町の電話ボックスや電柱に貼っている場合や、人が住んでいるポストの中に投函されていることなどがあります。このような誰にでも融資可能というような貸金業者は、非常に危険性が高いです。そしてこのような業者の中でも、昨今話題になっているのが「090金融」という業者です。
この「090金融」とは、広告に携帯電話番号のみを記載している貸金業者のことです。携帯電話しか記載していないということは、事務所などを持たず営業しているということです。通常、キャッシングなどの融資を受ける場合、業者を調べることが重要だと言われています。貸金業者を調べる方法の一つである「貸金業登録番号」を確認することで、どのような業者は把握することができます。事務所もなく、広告には携帯電話の番号だけとなれば、当然、貸金業登録番号は無いということになり、無認可で貸金業を行っている業者ということになります。貸金業を営む場合は、都道府県知事あるいは内閣総理大臣へ申請し登録されることが必要です。
また、この「090金融」の特徴の一つは、融資額が非常に小額となっている点です。大半の「090金融」は、5万円以下の融資しか行いません。ここが業者のポイントとも言えます。5万円以下なら、融資を受けた側も弁護士に相談しないと考えているからです。それは弁護士費用の方が高くなるため、融資を受けた人間にとっては支払いの方が多くなるからです。法律の隙間や心の隙間を狙っているのではなく、人間の打算的な考え方を的にしていると言えます。
ちなみに「090金融」の融資の仕方は、5万円を貸付けますが、その際に利息分を差し引きます。結果、実際には4万円の融資額となり、一週間後の返済期日に5万円返済するというものです。一般のキャッシングと比較すると非常に小額な取引しか行わないと言えます。
ですが、「090金融」がいくら小額の融資とはいえ、上記の貸付け上限は一回につきというものです。繰り返し融資を受けることが可能です。そのため、借金は膨らむ可能性は非常に高いです。また、携帯電話でしか連絡がとれないため、返済期日に電話が通じない場合は、自動的にさらに利息を上乗せして返済を迫ります。
このように、小額とはいえ、直接トラブルに結びつく可能性が高い「090金融」。確かに誰にでも融資を行うのは事実かもしれませんが、それだけに非常にリスキーと言えます。
